講師紹介

講師

植村 泰輔 先生

【紹介文】

医療法人承昊会植村歯科 院長
国際口腔インプラント学会認定医
日本口腔インプラント学会 所属
日本審美歯科学会 所属
日本歯周病学会 所属
日本顎咬合学会 所属

開催セミナー一覧

オペレーザーユーザー会 in大阪

2025年06月29日(日) 10:00-14:30
定員:30名
■基調講演 Photobiomodulation からみえてくる新たなるレーザー歯科治療の展開を考える
講師:横瀬 敏志 先生
歯科用レーザーが日常の歯科臨床での有用性についてはこれまでに多くの報告がなされています。しかしながら、歯科用レーザーに対する一般国民への認知度はとても低く、また、国内の歯科医院においてもその普及率は20%を超える程度にとどまっています。この理由を考えた場合、レーザーの使用方法において適切な症例に対して適切な照射法が統一されていないことに問題点があるのではないでしょうか。さらにそれらの照射方法が経験値に基づいて行われ、細胞生物学的なエビデンスによって検証されづらい現状もあると考えます。このような状況の中、レーザーの持つ魅力やその有用性について、まだレーザーを知らない医療従事者に理解してもらうことは、かなりハードルが高いのではないでしょうか。
歯科用レーザーの素晴らしい効果とその魅力をどのようにしたら皆さんに伝えられるかを、私たちはいつも考えてきました。そのため多く基礎研究のエビデンスの構築とそれ基づいた臨床応用方を紹介してきました。特に注水機能を備えた炭酸ガスレーザー Neos についてはその開発から携わってきた一人として、その機能のエビデンスについて発表することは責任の一つと考えています。
最近、レーザー医学・歯学で注目されているのがPhotobiomodulationという現象です。LLLT 作用という言葉は馴染みがありますが、Photobiomodulationはレーザー光線を含んだあらゆる光学的な細胞活性を誘導する現象で、その生物学的な作用機序が明確になってきています。言い換えれば、レーザーの効果を考えた場合このPhotobiomodulationを理解すればレーザーの経験の有無に関わらず、レーザー照射による生体反応は同じになり、臨床的なアウトカムが得られるはずです。経験にとらわれない結果が得られるのがレーザーのよいところと言えるでしょう。
今回の講演では、炭酸ガスレーザーと半導体レーザーを中心にレーザーが持つPhotobiomodulationを優しく概説して、ここまで細胞生物学的なエビデンスが出ていることを皆さんに理解していただき、レーザー治療への応用についてみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

■[炭酸ガス]痛みも、出血も、最小に。~日常臨床で実感するレーザーの力~
講師:植村 泰輔 先生
レーザーに一切興味のなかった私が炭酸ガスレーザーを導入して3年。今ではレーザーは欠かせないものとなっています。
レーザーは無くても診療はできます。しかしレーザーでないとできないことがあります。
日常臨床における炭酸ガスレーザーの有益な使い道を様々な症例を通じてお伝えできればと思います。

■[炭酸ガス]低侵襲時代だからこそ炭酸ガスレーザー
講師:延本 全彦 先生
低侵襲が求められる今こそ、炭酸ガスレーザーを活用するチャンスです。止血・切開だけでなく、術後の治癒や治療の効率化にもつながる “使えるレーザー”。明日からの診療に活かせる臨床テクニックを症例とともに紹介します。

■[炭酸ガス]臨床目的に応じたレーザー治療を再考する
講師:岡田 修二 先生
患者さんに喜ばれる診療のために、レーザーを有効活用されていますでしょうか?レーザーを照射する際の時間やハンドピースの動かし方など、臨床目的にあわせてどのようにレーザーを照射したら良いか、お悩みや疑問はございませんか?
レーザーをお使いの先生方と、今一度、レーザーの波長の違いによる特性や照射方法のポイントと、その臨床的なメリットについて学び直したいと思います。
会場
大阪支店(大阪府大阪市西区)
ライブ会場
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